家族そろって教会生活を  W・Yさん

 これから松原聖書教会への転会に導かれた証をさせていただきます。まずどのようにして信仰を持ったのか、これまでの信仰生活についてお話しした後、転会の経緯や与えられたみことば、転会の学びで教えられたことを分かち合いたいと思います。

 私は幼い頃から母に連れられて毎週日曜日に教会に行っていました。そして、幼稚園の時に参加した教会のキャンプでイエス様の十字架と復活を信じるお祈りをしました。日曜日に友だちと遊びたい時期もありましたが、信仰生活について一切の妥協を許さない大変厳しい母でしたので、逆らうことができず、ただ従うしかありませんでした。

 しかし、中学生になってからは自立した信仰となりました。自分ではどうすることもできない罪の問題がイエス様の十字架の死と復活によって解決されていること。また、神様の計り知れない大きな愛で生かされていることが自分事となりました。それは、毎週土日に教会で奉仕や集会等があり、同世代のクリスチャンと神様に仕える様々な機会を通じて、信仰が練られたからだと思います。

 中学生で参加した教会主催のアメリカホームステイツアーでの経験や、人との関わりの中で成長することの大切さを実感した学生時代の影響があり、高校で英語教師として働くビジョンが与えられました。神様が道を備えてくださり、高校教員として採用された頃、結婚のために祈り始めました。そして妻と出会い、個人伝道をして神様を信じ救われ、洗礼を受けてから結婚へと導かれました。

 長男が誕生し、礼拝中にじっとしておく事が難しく、家族で礼拝をささげることに困難を感じていた時、高校の同級生のKくんが松原聖書教会に集っていたことを覚えていたので、自宅から比較的通いやすいことや、高校生の時に一度来たこともあったので、家族で礼拝に参加させていただきました。

Kくんは神学生となっており、親切に教会のことを教えてくれ、N牧場に繋いでくれました。N夫妻はいつも牧場メンバーのことを気にかけ、具体的な愛の実践をしておられ、居心地の良い交わりをされているのが印象的でした。また、高校の教え子が牧場のメンバーにいて、神様の不思議な導きを感じました。

 転会について祈っていた時に与えられたみことばは、箴言3章6節『あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。』 また、創世記8章でノアが箱舟から出たのは神様のことばの後であったことやIペテロ5章7節『あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。』が示され、継続して転会について祈りました。そして、創世記26章でイサクが井戸のことで争いになり、平安のあるレホボテへと導かれるシーンが自分たちの置かれている状況と重なり、転会の確信が与えられました。

野口牧師先生ご夫妻との学びが始まり、妻と一緒に系統立てて聖書の歴史的な流れや預言の成就、他宗教や科学との関係性について学び、教会生活について確認できたことは大変感謝なことでした。

 神様から与えられている賜物を松原聖書教会のからだの一部としてどのように用いていただくのか、祈り求め、神様に共に仕えていきたいと願っています。